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バッテリー
バッテリーはお車の重要な部品の一部です。バッテリーなしではエンジンはかかりません。同時にバッテリーは、取扱いに注意しないと危険を招くおそれがあります。
このページでは、バッテリーの働きについて知っておかなければならないことがらが解説されています。
もちろん、お客様がバッテリーについてもっと詳しくお知りになりたいときやアドバイスが必要な時には、ご遠慮なくサービスメカニックにお尋ねください。
バッテリーはお車の電気の貯水池
バッテリーが消耗する理由
バッテリーのチェックとメンテナンス
バッテリーの保証
交換はプロの手で
バッテリーはお車の電気の貯水池
バッテリーは充電時に電力を貯え、必要な時に放出します。
バッテリーの役目
- エンジンをかけます。
- 電気を必要とする、ヘッドライトや曇り取りヒーター、ワイパー、時計、コンピューターなどに電力を供給します。
技術仕様
- 定格容量
車両の電装品に供給する電力の量です。バッテリーを交換する際、電装品を追加している場合にはもとのバッテリーより大きな容量のバッテリーと交換しますが、容量に対して5割以上大きなバッテリーと交換してはいけません。 - 放電電流
エンジンをかけるときに瞬間的に流すことのできる電流の値です。始動時の能力はこの電流値が大きいほど高くなります。サイズと容量が同じバッテリーでも、この電流値が異なることがあります。
バッテリーが消耗する理由
- 充放電サイクル
電装品を使用すると、バッテリーは放電と充電を繰り返しこのサイクルによって劣化します。エンジンがかかってない時にラジオやヘッドライトを使用すると電力はバッテリーをより消耗させてしまいます。 - 電気回路の不具合
オルタネーターの能力が落ちて、バッテリーを十分に充電できないとバッテリーは早く消耗します。またオルタネーターの充電が過剰だと、バッテリーは過充電になって損傷します。 - 温度環境
高温度下では、バッテリーの陽極板が損傷し、電解液の導電性が減少して劣化が早まり、ついには使用できなくなります。
バッテリーのチェックとメンテナンス
- 液量の点検(密閉型バッテリーを除く)
少なくとも年に2回、特に冬期と夏期に電解液の量を点検して下さい。電極の上、15ミリメートル以上あれば良好です。これより少ないときは蒸留水を補充してください。 - 長期保管
もし1ヶ月以上車を使用しないときには、バッテリーを外して完全充電してから涼しいところに保管して下さい。
注意:もし、たびたび補液が必要になるようでしたら、充電回路の異常で過充電になっているおそれがあります。オイルネーターとレギュレーターを点検してください。
バッテリーの保証
- プジョー純正バッテリーには1年間の保証がついています。
- お買い上げの日から保証が有効になりますので、購入伝票を保管しておいて下さい。保証は製造上の不具合に適用され通常の損耗は対象となりません。
- 保証修理としてバッテリーを交換した場合、新しいバッテリーの保証期間は不具合のあったバッテリーの保証期間の残りの期間となります。
交換はプロの手で
プジョーディーラーのメカニックは、バッテリーの交換が必要かどうか判断し、もし必要ならば的確にその作業を行うエキスパートです。