SERVICE
日頃のお手入れ
知って得するまめ知識
- 水たまりのあるところや洗車機を通した後運転される際は、ブレーキディスクとブレーキパッドが濡れていることがあり、制動力が若干低下していることがあります。何度か優しくブレーキを踏み、熱を持たせてからこれらの部品を乾かすとよいでしょう。
- 新品のブレーキパッドに交換した場合にも数回ブレーキを踏み、パッドをなじませてください。
- サイドブレーキもブレーキシステムの重要箇所のひとつです。定期点検を行ってください。
- ブレーキは、ショックアブソーバーとタイヤの状態が共に良いコンディションでなければその性能を発揮することはできません。実際には、路面と接しているのはタイヤであり、タイヤの消耗がひどければ緊急時にブレーキをかけても安全に停止、減速することができないからです。
ブレーキステムの不具合の見分け方
警告灯が点灯する…
サイドブレーキが引かれているときの他、ブレーキフルードの量が少ない、もしくはブレーキパッドが消耗している場合にはブレーキ警告灯が点灯します。
極度の熱をもてば…
フェード現象やベーパーロック現象を引き起こし、ブレーキがまったく効かなくなります。
ブレーキペダルが重い…
もしブレーキペダルを踏むのに強い力を要すれば、マスターバック、ブレーキパイプ、ホイールシリンダー、ブレーキライニングなどの不具合が考えられます。
ブレーキが片効きする…
車が一方に流れる場合は、ホイールシリンダーもしくはキャリパーの不具合が考えられます。タイヤがパンクしている場合も同様になります。
ガクガクする(ジャダー)…
軽くブレーキングしても、車輪がロックする場合は、ブレーキディスク、ドラム、ライニング等の不具合や取り付けのゆるみ、破損が考えられます。
踏みごたえがない…
ブレーキペダルを踏み込んでも踏みごたえがなく、軽くペダルが踏めてしまう、何度も踏み直さなければならないのは油圧系の重大な不具合です。
振動する…
ブレーキ時に、ハンドル、ブレーキペダル、さらにはクルマ全体が震える場合はディスクの不具合やサスペンションのゆるみやガタが考えられます。
ブレーキ修理はプロにおまかせ。
修理すべきかどうかは、サービスメカニックが一番よく理解しています。おまかせください。