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タイヤを交換する場合

おクルマの性能に見合ったタイヤ選び

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はじめからおクルマに装着されているタイヤは、おクルマの技術的特性にマッチしたものです。そのタイヤは、メーカーによって選定され、国土交通省によって審査されています。荷重指数や速度記号、タイヤサイズは、おクルマの安全性と快適性を最大にするよう設計されています。また、速度記号は単にそのタイヤの最高速度だけを意味するものではなく、性能と操縦性、そして安全性のバランスが高度に保たれていることを示しています。タイヤを交換するときは、必ずメーカーの指示に従ってください。

新品かすり減ったタイヤを装着するときは、リアに装着しましょう

新品のタイヤ、またはすり減ったタイヤはリヤに装着することによって、急ブレーキ時や急カーブ、特に滑りやすい道でのロードホールディングが改善されます。プジョー車はほとんどが前輪駆動車ですから、最悪の場合でもグリップを失うのは操舵を行っていない後輪になります。

イメージ図1 前輪駆動車では、フロントタイヤはリヤより早く摩耗します。すなわち前輪のグリップが低下します。
図2 もし新品のタイヤをフロントに装着すると、前後のグリップが逆転し、車両の挙動が変化します。安全性の点からはマイナスです。また滑りやすい道では、操舵しない後輪が先に滑り出します。
図3 新品のタイヤをリヤに装着すると、グリップのバランスが望ましい状態に保たれ、車両の挙動はこれまでドライバーが体験していたものと同じになります。また、操舵をしない後輪のグリップは最大に保たれます。

 

タイヤ交換のまとめ

タイヤを装着するときは、以下の点を守ってください。

  • スペアタイヤを除いて、異なった構造のタイヤを混同しない。
  • 同じ車軸に異なる仕様(メーカー、サイズ、使用目的、構造、速度記号、荷重指数)のタイヤを混用しない。
  • 車両の製造メーカーが指定した速度記号や荷重指数より劣るタイヤを装着しない。

タイヤに求められる条件とは

  • 溝の残りが1.6mm以上あること
  • 車両の製造メーカーが指定したサイズであること
  • 同じ車軸に装着するタイヤの溝の深さの違いが5mm以下であること
  • 膨らみやソフトスポット、亀裂等の異常がないこと

プジョーディーラーのメカニックは、摩耗状態を考慮しながら修理すべきかどうか的確なアドバイスをするスペシャリストです。

 

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